【聖書とは?】
聖書はもともと1冊の本ではありませんでした。預言書、律法書、歴史書、詩集、手紙、黙示文学など1千数百年の間に多くの人たちによって書かれたものが旧約聖書(39巻)と新約聖書(27巻)という1冊(66巻)にまとめられて私たちが手にしている聖書となっています。
しかし、そこには一貫性があります。バラバラではなく統一されたものになっています。
人間によって書かれたものにもかかわらず、そこには神の霊の働きがあったからです。
共著あるいは編集責任者は神ご自身と言えます。
聖書自身が「何よりもまず心得てほしいのは、聖書の預言は何一つ、自分勝手に解釈すべきではないということです。なぜなら、預言は、決して人間の意志に基づいて語られたのではなく、人々が聖霊に導かれて神からの言葉を語ったものだからです。」(ペトロの手紙二1章20~21節)、「聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。」(テモテへの手紙二3章16節)と語っています。
聖書を読むときには、ぜひ「主よ、語ってください。わたしは聞いています」(サムエル記上3章9節)と祈ってから、読むようにしてください。
毎日、旧約1章、新約1章(もちろんそれ以上読むことはさしつかえありません)を
通読することをお勧め致します。 (牧師)
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