【種を蒔け】
あなたのパンを水に浮かべて流すがよい。月日がたってから、それを見いだすだろう。七人と、八人とすら、分かち合っておけ。国にどのような災いが起こるか、
分かったものではない。雨が雲に満ちれば、それは地にしたたる。
南風に倒されても北風に倒されても、木はその倒れたところに横たわる。
風向きを気にすれば種を蒔けない。雲行きを気にすれば刈り入れはできない。
妊婦の胎内で霊や骨組みがそのようになるのかもわからないのに、すべてのことを
成し遂げられる神の業がわかるわけはない。朝、種を蒔け、夜にも手を休めるな。
実を結ぶのはあれかこれか、それとも両方なのか、わからないのだから。
この言葉は、コヘレトの言葉です(旧約聖書コヘレトの言葉11章)。この言葉が「流域治水の会 船橋」で知り合った千葉工業大学の教員とお話していた時にふと浮かびました。
この先生とは治水の話をしたのではなく、先生が浜町で行っている<居場所づくりの会>の話や教育や子どもたちの話です。
先生の話を聞かせていただきながら、教会ができること(可能性)はまだまだあるのではないかと思わされた次第です。(牧師)
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